つれづれ備忘録

生きる上で日々感じる事をつれづれに綴ります。

きっかけ

2020年4月12日、私はうつ病と診断されました。

 

正確にはうつ病を伴う適応障害という診断。

 

数日前、いや思い返せばもっと前から予兆はあったように思います。

 

決定的だったのが心療内科へ行くことになる日の3日前。

 

その日は朝から異常なまでの倦怠感と息苦しさを感じていました。

 

いつもは仕事の支度をしながら、今日の仕事の流れや段取りなんかを考えたりするのだけど

この日は頭も回らず、仕事の事を考えれば考えるほどに動機やめまいがキツくなり

胃の痛みも増して行きました。

 

いよいよ出ないと間に合わない時間帯。

 

玄関から一歩踏み出す事ができず、立ちすくんでしまいました。

 

頭では仕事に行かなきゃ、逃げちゃダメだ(エヴァのシンジくんみたい)ってわかってはいるのに足が、身体が動かなかった。

 

私は今姉と暮らしているのですが、姉が様子がおかしいと玄関まで覗きにきました。

 

姉の顔を見た途端、感情が溢れ出し泣き崩れてしまった。

 

どうしたらいいのかわからない、ただただ辛くてしんどくて怖かったんです。

 

それでも行かなきゃ、今日は大事な会議もあるし、僕が行かないとできない仕事もある。

 

這いずってでも、鼻水垂らしてでも行かなければと思っていたら姉が助けてくれました。

 

「今日は休んで後のことは姉ちゃんに任せな」

 

姉は自分の仕事を休んで、私の職場まで出向いて事情を説明してくれたのです。

 

実は姉にも言ってないことですが、姉が私の会社に出向いている間も涙が止まらず

どうしてこんな事になってしまったんだろう?

どうして僕はこんなにも人に迷惑ばかりかけるのだろうと自責の念に駆られ

消えてなくなりたいという思いが何度も過り、包丁を喉元に突き立てては我に返りの繰り返しでした。

 

少し経った今振り返るとあの時がピークだったのだろうな。

 

あの時、姉が居てくれなければ、一緒に暮らしてなければ今頃どうなっていたのだろう。

 

こうして会社はとりあえず有給を使って心療内科の受診ができるまでの間休むことになり、安心したのか少しづつ落ち着いていきました。

 

運良く3日後に診療内科の予約がとれ、それまでの間はあまり記憶がなくただただ無気力で、不意に仕事の事やこれからの事を考えてしまうとまた苦しくなるので考えないように

ただただぼーっとしている毎日です。

 

そして現在は心療内科に通院しながら休職中です。

 

良くも悪くも?時間はたっぷりあるし、世間的にも外出は難しいですから

この時間を利用して今後も備忘録の更新を続けていこうと思います。

 

 

 

 

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