ADHDと言われた日
雨があがった。
今日は病院の日だったので雨じゃなくてよかった。
本日は2度目の病院で初診から2週間経った経過報告でした。
私が通院してる病院の場所が繁華街なのでちょっとコロナにびくつきながら向かいましたが、平日ということもあるとは思いますがかなり閑散としてました。
お店もほとんど休業状態で世間のコロナに対する現状を直に感じました。
それでも久しぶりの外出なので無駄にお洒落しちゃったり。笑
さて、2度目の診断でしたが、少しずつ回復には向かってるとのことでした。
自分的にも仕事から離れて仕事の事やこれからの事を考えていない時は比較的落ち着いた生活を送れているように思います。
活力が湧いてきたかと問われましたが、そこに関しては仕事にはまだ前向きになれない気持ちを素直に先生に伝えました。
引き続き仕事から頭を切り離してのんびりと自分の時間を楽しむ事を勧められました。
ただまだまだしんどくなることも多いし、現状からして休職期間は延長した方がいいとのこと。
まだまだ時間はかかりそう…
薬は効いているようにも思えますが、睡眠剤に関してはほとんど効果がないように思えたので新しい薬を出してもらう事に。
ただ今日の診察はこれで終わりではなかったのです。
改めて自分が適応障害になったきっかけを先生と振り返りました。
・拘束時間の長い仕事からのストレス
・上司からの叱責のストレス
・ミスがなくならず何をやってもうまくできない自分に自信をなくしたこと
主にこの3点だと思っていて、改めて先生にカウンセリングしていただきました。
先生が注目したのはミスや注意力の散漫でした。
そこで新たに浮上した病気。
生まれつき脳の前頭葉になんらかの障害があり、多動や衝動、注意力の欠如などの症状がある発達障害のひとつだそうです。
詳しくは⬇︎
正直自分でももしかしたらそうかもなとは思っていました。
以前あまりに自分がミスが多く、工夫しても治らない。
忘れっぽいしどうにかしなきゃと思いネットで色々検索していた時にこの言葉を見つけました。
読んでいるとまるで自分の事を言われてるように思え、セルフチェックもほぼ該当していました。
ただ診断が難しいとの事をある記事で読んでいたし、自己診断ではわからないとその時はあまり気にも留めていなかったです。
ところが今日あっさりとADHDだと思いますと先生から一言。
まだ可能性が高いということで正式な診断は降りていません。
いわゆるグレーゾーンってやつです。
まずは適応障害とそれに伴ううつ病の改善を優先して、落ち着いたら精密な検査や診断をするとのことでした。
先生から改めてADHDがどういう障害で、どんな症状が出るのか説明を聞き自分にその障害を持っている可能性があると言われてなんだか腑に落ちた感じでした。
やっぱりなと。
でもそれ以上でも以下でもない気分で病院を後にして、帰り道改めて自分に障害があるかもしれないことを考えると涙が出てきました。
今まで健常者として他の誰とも変わらない普通の人間だと思って生きてきたけど、急に自分が欠陥品だったのかと思えたのです。
母に申し訳なく思いました。
ポンコツだなと思っていたのが本当のポンコツで余計に自分が嫌になってきました。
自分でADHDの事を調べていた時は、もし今の自分の困り事が全てこの障害のせいなら自分は悪くないし何か救われるかもしれないと思っていました。
つまりはADHDであってほしいと思ってました。
でも実際にそう言われたらそんな気楽な気分にはなれませんでした。
正直なところADHDであった方が今この現状の困り事や、これから生き方について模索したり工夫しやすくなるのかなとは思います。
認めたくない気持ちと、そうであってほしいと思う気持ち。
複雑な気持ちでいっぱいです。
とはいえまだ確定の診断が降りた訳ではありません。
グレーゾーンだからこそ余計に複雑なんだけど…
まぁ今後の診断次第ですが今患っている適応障害とうつ病の他に向き合わなければならない課題が増えたということでした。
思ったよりも長期的な治療となりそうです。
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